1970年代 マムシ・ハブの粉末の販売を中心に蛇の生き血・蛇料理等をしていました。
その頃、お客様の反応に変化が見られました。
マムシ・ハブの蒸し焼きは国産最高を使用し以前の品質と比べても変わりが無いのに最近のお客様の反応は今一つ手ごたえが無い事でした。
子供達や青年は戦後の食生活が改善されてから成長し体格は昔の日本人に比べ大きくなっていました。そして当然ですがその親達や大人達も食生活は改善されていました。
戦前や昭和30年代までのころとは違って日本人の栄養状態や食事の内容は全く変わってしまっていました。
そこでオヤジは気付きました。
昔、地方の農村部で病気や元気が無い等の時に縁側に干したマムシを食して改善した様な時代では無くなったと思いました。マムシ・ハブは時代に取り残されたのかなとも思いました。
でも、蛇屋なんだからどんな蛇を使えば時代から乗り遅れずに済むか思案しました。
世界中の色々な毒蛇を取りよせ蒸し焼きにし粉末に試みました。
そしてたどり着いたのが東アジアに生息するコブラでした。
当店の商品にコブラの粉末を加えました。
そして、マムシ・ハブ粉末をお飲みのお客様に勧めてみましたところお客さまの反応は私の思っていた以上の反応でした。
あの頃から30年も経ってしまいましたがコブラの粉末は今でもそして未来でも一番の蛇の粉末としてさらに品質も改良してこだわって販売していきたいと思っています。