ヴェエトナムの蛇養殖場

東南アジアは熱帯なので蛇の宝庫ですが、近年、皮革用途、蛇のペットブーム、中国本土の所得向上に拠る調理用蛇の需要が増えた為に東南アジア各国でも蛇が年々減少しています。それに伴いワシントン条約のような野生動物を保護する国際条約も年々規制が厳しくなり、蛇を日本に輸入するのが段々大変になっています。そこで、野生の蛇を捕獲するのでは無く、養殖による供給の道を探る動きも東南アジアの国々の間で起こっています。 まだ少数の国だけですが、ベトナムやインドネシア等に有ります。

その一つ、ベトナムのサイゴン近郊メコンデルタの国営の蛇養殖研究所に当店蛇屋の親父が行ってきました。そこの蛇達の写真です。

まず、蛇達の写真なんですが、、(^^; その前に日本ではあまり見かけないお酒です。三蛇酒と言うお酒です。日本ですとマムシ酒がポピュラーですが東南アジアでは、華僑の方々にはお馴染みのお酒で、このベトナムの蛇養殖場でも販売していました。三蛇酒のいわれは、三種類の毒蛇が入っているからです。 コブラ、マングローフの2種類の毒蛇にハブか百歩蛇あるいは雨傘蛇が入って三種類の毒蛇で三蛇酒です。
一寸蛇が小さく写っているので分かりにくいですが、頭に一ツ目模様が入っているインドコブラです。

 へび屋のオヤジ蛇に巻かれる!
ここの所員の人が 冗談で網目錦蛇を首に巻き付けてくれました。

このベトナムの蛇養殖場では、主にインドコブラの亜種とマングローフが多く見られました。ぞろっといる蛇達を御覧下さいな!