マカはアンデス高原(南米ペルー)で栽培されているアブラナ科の植物です。
古代インカ帝国の頃より食用され、スペイン人がインカ帝国を
征服したのは厳しい気候中で戦闘用の騎馬にマカを与えた為だと
いわれています。
スペインによる征服後も 珍重され現在に至りました。
南米ペルーでは今でも マカはインカの秘草と言われています。
マカ は赤道直下のアンデス山脈の標高4000m前後の
高地に生育しています。
赤道直下の高地で照りつけるような太陽の光と夜には
気温が零下まで冷え込む厳しい自然環境で マカ はその過酷な環境を
生き抜くために土壌の栄養をどん欲に吸収しながら
たくましく育ちます。
その為数年間で マカ の畑の土壌は枯れて栽培不能になる程です。
大自然の恵みと赤道直下の太陽の恵みを一途に吸収し生命力が
秘められた植物が マカ です。
マカ は亜鉛が多く含まれ、アミノ酸やミネラル、ビタミンも
豊富に含まれ完全食とまでペルーでは言われるようになりました。
健康維持の食材として現地ペルーの人々に広く愛されています。
マカ は人に必要な栄養素を多く含みます。
アミノ酸やミネラル分、体に良い不飽和脂肪酸の
リノール酸、パルミチン酸、オレイン酸等や
ビタミンB群を豊富に含んでおります。
必須アミノ酸は9種類ありますがその内の
ヒスチジン、イソロイシン、 ロイシン、リジン、メチオニン、
フェニルアラニン等 6種類の必須アミノ酸を含みます。
それ以外のアミノ酸のアラニン、アルギニン、アスパラギン酸、
グルタミン酸、グリシン、プロリン等も豊富に含みます。
体に有用だと言われているグルコシノレートも含んでいます。
ミネラル類も鉄、カルシウム、亜鉛を含み、
特に亜鉛は多く含みます。
マカは男性用と思われがちですが女性の方にも向きます。